こんにちは!komorebi wellness 服部です。
先月、日経新聞様から取材を受け、リブフレアについて解説した内容が、9月13日土曜朝刊「プラス1」に掲載されました。
私自身、肋骨を含む胸郭を整える重要性を感じ、以前から記事などを執筆して多くの方に知っていただきたいと思っていました。私が執筆した過去の記事をご覧いただき、今回の取材のご依頼をいただけたとのことで大変嬉しいです。
ぜひ皆様にも、リブフレアについて知っていただきたいので、簡単にこちらでも解説していきます。

リブフレアとは?
まずリブフレアとは、肋骨のアライメント不良を指す言葉です。医学用語ではなく、ボディーワークの現場で用いられる通称、俗称のようなものです。
肋骨下部(肋骨下角)が通常よりも横に開いている状態を指します。一般的に、肋骨下角は70〜90度程度と言われています。しかし90度以上、開いていることを、リブ(肋骨)、フレア(広がり)と呼びます。
さらに、現場では肋骨下部(第10肋骨)が前方に突出している(過外旋している)ことを指すことも多く、その両方が併発しているケースが多いと感じます。
運動不足やデスクワーカー、呼吸が浅い方などで起こっているケースが多く、現代人の多くが当てはまっているのではないでしょうか。
リブフレアの影響
では、なぜリブフレアがボディーワーカーの中で取り上げられるのかと言いますと、様々な影響がありますが、主に以下の三点の影響が大きいと個人的には思っています。
⒈見た目を気にされてる方がお客様に多い(くびれができないなど)
⒉呼吸がさらに浅くなる
⒊インナーユニットが機能しにくい土台を作ってしまう
私としては、2と3が健康に生きていく上でとても大切だと感じています。そして、様々な運動の土台であると感じているので、まず最初に整えたい場所でもあります。
リブフレアの方にオススメなエクササイズを紹介
では、具体的なおすすめストレッチ&エクササイズを今回は一部抜粋して紹介します。
キャットアンドカウ


さいごに
呼吸は、人類が生きていく上で非常に大切です。呼吸を担う主な器官は「肺」ですが、肺は自分で広がる訳ではありません。人工呼吸器などをつけていない元気な方は、陰圧呼吸と言い、肋骨の動きや横隔膜の収縮に依存します。
そのため、呼吸を行うためには、肋骨の位置を適正に保ち、しっかりと動くことが重要です。(もちろんそれだけではないですが、やはり大きな核となる部分です)
ぜひ、姿勢を整えるだけでなく、肋骨を整えるという観点を頭に入れていただけると幸いです。
また、今回の取材内容は、電子版でも掲載されているようですので、ぜひこちらからご覧ください。


